5世代色乱数簡易メモ
自分用も兼ねた5世代(この記事はBW2)乱数の始め方とツールの使い方について軽くメモ程度に書く
使用ツール
5gensearch(製作者 ぼんじり様)
お蔵入りにしてしまうのもアレなので作りかけの5genSearchをアルファ版として上げておきました。
— ぼんじり(18) (@_3z8) 2021年9月18日
固定/野生/孵化乱数辺りでならまあ使えると思います。https://t.co/cYcP4cnOTk
2021年に有志の方が開発してくださった神ツール
これ一つで乱数調整に必要な操作全てできるので本当に使いやすくて知識ゼロからでも簡単に使えるようになりました
1.裏ID特定
裏IDを特定するために初めてプレイした際の初期seedから逆算する、そのために初期seedを特定したいのだが、初めてもらった御三家から初期seedを特定する
勝手に引用しますがこちらのブログの説明が非常にわかりやすかったので載せておきます。
こちらのブログに補足
・新しくゲームスタートする人は後述の5gensearchの使い方にのっとって初期seed特定したほうが早いです。(僕はこれでした)
・御三家ポケモンの個体値特定なのですがBW2はPGL閉鎖した現在努力値下げ木の実のコストが高いのでパワー系アイテムを御三家ポケモンに持たせて孵化を6回繰り返して孵してからそれぞれの能力値をバトルハウスで能力見るのが早いです。
・裏IDが正しいか特定するのは消費乱数少ない固定ポケモンの色違い出すのが早いと思います。
2.実際にやる
まずは5gensearchの設定を軽く済ませます。
適当に特定したIDやらMACアドレスやらを放り込んでください。
なお、ここで使用するDS本体は初代DS,またはDSLiteであることが望ましいです。
理由は後述します。
・Timer0の安定化
BW、BW2ではTimer0という不可視の乱数が存在します。これは起動時にランダムであり、これにより初期seedがバラバラの値を取ります。BWではこのTimer0が2つしか存在しないのですが、BW2ではTimer0は6つも存在します。これが長年BW2乱数がゴミであると言われてきた原因だったのですが、これを1つの値に安定させる方法が最近見つかりました。この方法はDS,DSLiteのみで可能です。なので使用する本体はDS,DSLiteであることが望ましいと言ったんですね。
肝心の方法なのですが、
・本体設定のコメント欄をすべて埋める
・DSをオートモードに変更する
これだけです。
どこにあるのかは本体設定探してたら見つかると思います。
これに伴って
・オートモードで起動した場合リセットから何秒で起動できるのか
・安定するTimer0は何なのか
を特定する必要があります。
これらの特定は
固定シンボル前でセーブ→任意の時間に設定して最速でリセット、電源投入(この間Aボタン連打)→固定シンボルを捕まえて個体確認→SSS4に個体入力→出てきたTimer0、秒数をメモ
これを10回くらい繰り返せば良いです。
このときキー設定からAボタンをオンにしておくとより安定して特定できます。
↑こんな感じで結果が出力されます この欄の秒とTimer0の欄を見ればOKです
僕の場合は
最速起動→5~6秒
Timer0→10f7
が頻出しました。
僕の場合乱数調整はTimer0を10f7で検索して、結果から-5秒程度でリセットしています
では実際に乱数調整をやっていきます。
用意するもの
・5gensearch
・捕獲用ポケモン
・おしゃべりで声を登録したペラップ2匹(DPから連れてくるのが早いかも)
今回は実際にこちらの個体を出します。
※リセットまでの待機時間が長くならないように検索範囲を7秒~50秒程度にすることをオススメします。
※性格ですがシンクロにチェックをつけていても狙いの性格を入力したほうが良いです。
狙いの個体と検索範囲、Timer0を入力したら検索を押して結果が出力されるのを待ちます。結構早いです。SSS4を使っていた人からすると感動を覚えるレベルで早いらしいです。
結果が出力されたらまずは現在seed確認の欄を押してレポ針の準備をしましょう。
リストに先ほど特定した初期seed、起動時刻に先ほど特定した起動時刻を入力しましょう。
では先ほど出力された結果の通りに内部時刻を合わせて起動しましょう。
この時起動は(出力された起動時刻)-(先ほど特定した最速起動に必要な秒数)で行ってください。
起動したらまず初期seedが合ってるかを確かめるためにレポートを数回書きます。
この時、レポートの際に出てくる針を見てください。
レポートを行うとこんな感じの画面になると思います。この時右側に時計のようなものが表示されるので、その時最初に表示された針の方向を見ることでseedを特定します。
幸いレポートは乱数消費1なのでここで出力されたリストの上から順に追っていけばよいです。大体3回くらい合えば正しい起動時刻、Timer0で起動できています。
もし合わない場合は左のseed検索から出てきた針を入力していきましょう。正しい消費数で結果がヒットすればTimerズレ、もし出てこない場合は起動時刻がずれています。
ここからは目標のseedまで任意消費の分だけ乱数を消費していきます。
大きな乱数消費はライブキャスターで、細かい乱数消費はペラップで行います。
ライブキャスターは起動した白黒の画面で1秒ごとに約120の乱数を消費します。巨大な乱数消費が必要な乱数調整はライブキャスターを使ってざっくりとした乱数消費を行います。
今回は目標が7707消費なので7707÷120=64.225 僕はこの値から大体0.5~0.7秒引いたライブキャスターを眺めることにしています。今回は63.6秒眺めることにします。
ライブキャスターを眺め終わったらもう一度レポ針を確認します。
今回は上のような針が出たので現在までに消費された乱数は7687ということが分かりました。(消費数は目標消費数に近い数字が絞りやすいので望ましいです)
残り必要消費数は20ですのでこれを手動でペラップで消費していきます。
ペラップは手持ちでステータスを見ると乱数が1消費されます。つまりペラップのステータスを20回見ればOKということです。
ペラップを20回見たら固定シンボルに話しかけます。BW2は時間経過での乱数消費はないのでゆっくり話しかけられます。ただ同MAP内に不定期行動をするNPCは乱数を消費するので乱数調整する場合はそのようなトレーナーがいないか注意して行いましょう。
※不定期行動をするNPCが対戦を挑んでくるタイプの場合戦うことで動きを止めて消費を一時的になくすことが可能です。この時話しかけて戦闘をするとまた不定期に動き出してしまうので相手に見つかるようにしましょう。
色違いが出た方はお疲れさまでした。色違いが出なかった場合は捕獲して個体を調べます。
リスト表示から捕まえた個体がどの個体に当たるかを調べて、乱数ズレがあったのかなどを調べます。この時初期seedが同じだった場合(歩数を消費してなつき度判定が割り込まない限り)個体値は同じです。個体値が違う場合は初期seedが異なっている可能性が高いです。
以上です。慣れてしまえば色違い量産で全知全能の神になった気分になれるので楽しいです。砂煙や泡釣りの乱数などもありますがみがさんの動画で少し解説してくださっている動画があるのでそれを紹介して終わります。
この動画ではこのブログで紹介したことが大体解説されているのでこの動画も見てください。
おまけ(ここで喋っていることは僕独自の解釈なので間違っている可能性が大いに存在します)
ここでの個体値は対戦で広く用いられている個体値の意味とは少し異なります
5世代でポケモンの個体を決定するのは個体値と性格値が存在します
個体値は初期seed、ポケモンそのものの個体やHABCDS、なつき度判定などが行われ、性格値は初期seedと合わせることでそのポケモンの性格やシンクロ判定、色違い判定などに用いられます
初期seedの決定はゲーム起動時刻によって決まるため、単にA05Vなどを出したい場合は起動時刻を合わせるだけで良く、ペラップなどは必要ありません(性格一致を狙う場合シンクロのために多少の調整は必要ですが)
色乱数は初期seedから乱数を消費して目的のseedにたどり着くのが目標です ただ初期seedはゲーム機本体やゲームの表ID,裏IDによってまちまちです なので最初に述べたようにMACアドレスと表ID裏IDが必要でした